3/2(日)、日本ダイバーシティ推進協会主催「一日共感留学」に参加しました!

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こんにちは。事務局のみのうらまちこです。
3月2日(日)、事業指定プログラム「ミエルカ」2013助成先である「一般社団法人日本ダイバーシティ推進協会」主催イベント「一日共感留学~目・耳・手ですぐとなりにある新しい世界を感じてみよう」に参加しました!
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メイン会場は、当財団の志金箱設置店でもある「デリー・デリー・カフェ・アビー」、そしてサテライト会場は「就労・コミュニティセンターAbby西畑」です。

身近な違いの中から新たな視点に気づくことができるのが、この「共感留学プログラム」。見過ごしてしまいがちな自分の「五感」を研ぎ澄ませることで、「新たな世界!新しい視点」に出会えるイベントです。
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現在、寄付募集中の「ミエルカ」寄付者には、ドリンク&手づくりデザート、オリジナル缶バッジもご用意いただき、サプライズのおもてなしが待っていました!添えられた手書きメッセージから、あたたかな気持ちが伝わってきて、うれしいですね♪
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会場では、サウンドボールキャッチングの体験ができました。アイマスクをつけて、音だけを頼りに、3つの異なるボールをキャッチします(写真は参加者)。
実際にわたしも体験してみましたが、視覚を頼れないことで、聴覚が敏感になり、今まで気づかなかった世界を感じました。

キャッチングで使用した3つのボールは、視覚障害者(=ブラインド)スポーツで使用されているそうで、ゴールボールは、パラリンピック正式種目です。ロンドンパラリンピックに選出された経験を持つスタッフの方に、競技の詳しい説明をしていただきました。
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次は、オセロゲームに挑戦です!
対戦相手もアイマスクで目を覆っているため、「勝っているのか、負けているのか、わからない~!!」と、二人で大笑い!耳と指先を頼りに楽しむゲームを通し、新たな出会いが生まれた瞬間でした。
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目を閉じ、トランプの点字を指先で、触れ、神経を集中させている方も。

「見える」自分から「見えない」自分を体験してみて、「五感を研ぎ澄ませることで、新たな世界・新しい視点に出会える」という言葉の意味に気づきました。
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サテライト会場へ足を運ぶと、手話など音のない世界やボディケアサインなど、また異なる空間で、新たな体験ができました。
「違い」があるからこそ、できること、気づけることがあるのですね。「違い」を価値に変える同協会の理念の意味を知る有意義な時間を過ごすことができました。
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同会場では、地域や社会の課題に挑んでいる「ミエルカ」助成先のみなさんの声から生まれた自主企画イベント【あいちの未来が「ミエルカフエ」】も開催中でした。
この「ミエルカフェ」は、日本ダイバーシティ推進協会代表の久保博揮さんの熱い想いから実現に至りました。

愛知県の若年無業者(15歳から34歳の非労働力人口のうち、家事も通学もしていない者)の数は、29,000人といわれています(2012年内閣府調査)。この課題解決を目指し、同協会では、「働くことをあきらめかけている人」の中間的就労の場づくり事業に挑みます。
1月に開催されたドネーションパーティでは、久保博揮さんと肥後道子さんが、熱く志を語られていますので、ぜひお聴きください。

同協会の代表お二人は、自らが問題を抱えている当事者だからこそ、同じ状況の方たちに共感しながらも、支援に依存しすぎない自立を促す支援ネットワークの構築を目指されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。

この事業が解決に挑む地域課題は?▶ 解決に挑む代表者や応援者の志は?▶

課題を解決するために同協会が挑んでいる「ミエルカ」寄付募集は、いよいよ3月14日(金)までとなりました。
ぜひ、応援いただければ、うれしいです!