代表理事あいさつ

あいちコミュニティ財団をいつも応援いただき、ありがとうございます。2013年4月1日に「みんなで“志金”を持ち寄るしくみ」として設立された当財団は、2017年3月末までの4年間で、愛知県内の地域課題に立ち向かう53の解決策を応援してきました。

2016年度に持ち寄っていただいた“志金”の半分超は、いわゆる「助成金」というかたちで市民公益活動団体(NPO)に提供しました。ここで大切なのは、助成金とは「成長を助ける」お金だということです。当財団では、「お金のないNPOにお金を渡す」のではなく、「お金のないNPOが、お金を集められるNPOになる」ための支援を行っています。支援先のNPOが、地域の課題を可視化する力や、寄付を集める力を育み、地域になくてはならない存在として成長すること。そのための「お金と人のエコシステム(※)」を提供しています。

そこで当財団では3ページの図にある通り、NPOの成長段階に合わせて3つのプログラムを用意し、ボランティアスタッフとともに「ホップ→ステップ→ジャンプ」の3段階でNPOの成長を応援しています。

これらの取り組みは、他の助成財団等ではほとんど見られない個性的なプログラムです。そこで、これまでの補助・助成金とは一線を画していることを明らかにするために、2017年7月から「あいちの課題解決をデザインする」という文言を、ホームページの最上部に追記しました。

あいちの課題は1つのNPOだけで解決できません。地域課題と先行事例を調査し(ホップ)、解決策の検討やブラッシュアップを行い(ステップ)、解決策に必要な「お金」と「人」を募集する(ジャンプ)。このプロセスを通して、当財団は今年度もあいちの課題解決をデザインしていきます。ますますのご支援・ご参画をよろしくお願いします。

2017年8月吉日
公益財団法人あいちコミュニティ財団
代表理事 木村真樹

※詳細は、2017年7月に出版した『はじめよう、お金の地産地消――地域の課題を「お金と人のエコシステム」で解決する』もお読みいただけるとうれしいです。