こんにちは。事務局のみのうらまちこです。
2月15日(土)、事業指定プログラム「ミエルカ」2013助成先の「ゆずりは学園」を訪れ、「~菜の花咲く渥美半島~『ゆずりは横丁』竹ドームづくり&ゆずりはの森ツアー」に参加しました。
ゆずりは学園は、自然豊かな渥美半島の田原市にあります。パパさん(理事長:沓名智彦さん)とママさん(学園長:沓名和子さん)は、人と自然のつながりを大切に考え、やっと見つけたこの地で、居場所がない子どもや若者たちの心に寄り添ってきました。
「ミエルカ」の事業では、社会に対する生きづらさを抱える子どもたちを救う解決策として、もうひとつの家族としてのつどいの場、『ゆずりは横丁』づくりに取り組みます。象徴は、田原市伝統の凧作りの技術を活用した“竹ドーム”です。
今回は、地域住民の方から伝統の技と知恵を受け継ぎながら、国際ボランティアNGOの「NICE」(ナイス)のみなさんと竹ドームの組み立てを体験します。
指導いただくのは、地域で同学園を応援している「NPO法人エコウインドネット」の鈴木さんと加藤さんです。
さあ、いよいよ組み立てスタートです!
交互に編み込むことで、より美しく、強い構造になるそうです。
竹ドームを組み立てている間、地域の方や同学園OBがフランクフルトや
サツマイモを焼いたり、ぜんざいをつくってくれています。
だから、休憩時間はたのしく、おいしい ♪
女子たち、そろって休憩中♪
県外からも参加しているNICEのメンバーは、今夜はお泊りです。
夜は、みんなでワイワイ語り合う、たのしい時間が待っています☆
竹ドームにネットを張って、この後は土台づくりです。でも、今回の作業はここまで・・・。
さあ、みんなで記念撮影です!
笑顔がいいですね☆
がんばった後は、みんな一緒にお昼ごはん♪
鈴木さん、加藤さん、お疲れさまでした!!!
元シェフで、地域に住むボランティアの伊藤さんがつくってくれたカレーです☆
新鮮野菜がいっぱい入ったカレーは、「おいしい~!!」
食後は「ゆずりはの森ツアー」の時間です。
フレンドレイザーの廣岡さんもNICEの若者たちと一緒に頂上を目指します!
空気が澄んでいて、三河湾を望む景色が、すばらしい!!
風の強い日でしたが、疲れ知らずのNICEの若者たちは、同学園の子どもたちと一緒に元気いっぱい!!
ゲームが終わった後、「ありがとうございました!」と、礼儀正しく、NICEのメンバーに会釈し、笑顔で立ち去る子どもたち。その姿が今も心に残っています。
家族にも先生にも本音が言えず、家にも学校にも居場所がない子どもたちが、ひきこもりや非行に走るケースもあります。ときには、命にかかわる問題も起こります。この「ほっとけない」課題に挑むためにも、同学園では『ゆずりは横丁』づくりに取り組むのです。
今年の1月13日(月・祝)に開催されましたドネーションパーティでは、成人式の朝、自ら命を絶った若者のことを語るパパさんの声が震えています。
「命は自分のものではない」「命はみんなのもの」・・・命に直面する日々を送るパパさんの言葉の意味が重く、心に響いてきます。
子どもや若者たちの尊い命や未来を決して失うことがないよう、ゆずりは学園の挑む課題を一緒に考えてみませんか?
まずは、講演会&交流会にご参加いただければ、うれしいです。
ぜひ、多くの方々のご参加をお待ちしています。
★「ほっとけない!」地域や社会の課題とその解決に取組む講演会★
「生きることが辛いと訴える子どもたち」~不登校・発達障がい・ひきこもりの
子どもたち・若者の傍らで~
<刈谷会場>
【日 時】2月21日(金)18:30~20:30(開場18:00)
【場 所】刈谷市民ボランティア活動センター
(刈谷市東陽町1-32-2 刈谷市民交流センター1階)
【参加費】無料
※事前申し込み不要。先着順のため、満席の際は、入場制限を行う場合がございます。あらかじめご了承ください。
事業をスタートするには、まだまだ仲間も志金=寄付も必要です。
一緒に活動いただける方や寄付での応援もお待ちしています。