「フレンドレイザー」とは、事業指定プログラム「ミエルカ」を通して、NPOの“志金”調達をサポートするボランティアスタッフです。ファンドレイジング(資金調達)はただの資金集めではなく、共感や仲間(フレンド)集めが大切である。フレンドレイザーという名前には、そんな思いを込めました。
「ミエルカ」2013に参画するフレンドレイザーは、以下の19名のみなさんです。(「フレンドレイザー」募集説明会2013の広報文はこちらをご参照ください。)
※名前(所属)【支援先】
(1)社会人経験年数/NPOでの活動やボランティア経験
(2)最も「ほっとけない!」地域や社会の課題
(3)参加動機やフレンドレイザーとしての意気込みなど
●今井秀明(フリーランス)【NPO法人ゆずりは学園】
(1)25年/まれに参加(年に1回あるかないか)
(2)介護保険制度見直しによる地域の受入体制
(3)熱意や使命感を持って取り組む人との人間関係づくり、地域課題の具体事例と解決プロセス、人への訴求方法の学び。
●大竹かおり(NPO法人職員、任意団体運営、キャリアカウンセラー)【NPO法人ゆずりは学園】
(1)12年/ときどき参加(年に数回)
(2)食の安全について(健康や環境、社会に及ぼす影響など)、子どもの育ち・子育てについて(虐待・いじめの問題、子どもの貧困や教育格差、子育てに対する不安や孤立感など)
(3)地域や社会の課題を解決するために立ち上がり活動する人たちを、ボランティアを通して支援することができればと思い、参加しました。NPOの資金調達にも関心があり、“志金”調達に関する新たな取り組みに関わることで、いろいろと学んでいけたらと思います。
●大仲浩之(会社員・製造業)【あいち・かすがいっこ】
(1)21年/ときどき参加(年に数回)
(2)親も高齢になっているので、介護の問題は他人事ではないと感じています
(3)財団設立に賛同し、出志しました。フレンドレイザー募集を聞き、何かできないかと思い参加しました。仕事以外にも何か社会に役立つことに関わりたい、と思ったりもしています。
●桶田忠幸(会社員・製造業)【NPO法人アダージョちくさ】
(1)21年/まれに参加(年に1回あるかないか)
(2)ニート・引きこもり・長期失業者などの労働問題からくる職業能力開発・キャリア形成機会の不足
(3)ファンドレイザーの仕組みを通じて社会貢献として応援していくこと、またそのしくみを学び、みなさまとともに成長、地域を盛り上げたい。
●加藤直実(障がい者介護ヘルパー)【NPO法人アダージョちくさ】
(1)25年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)生活困窮者における複合的課題に対しての支援。高齢者、障がい者およびその家族へのインフォーマル支援
(3)私自身つい数年前まで社会的課題や地域的課題には無関心もいいところでした。しかしある日、自身に降りかかる社会的出来事に否が応でも向き合わざるをえなくなったのです。そのことによって社会福祉とNPO活動に関心を持ち、一大決心をして業界に飛び込んだのです。その活動に未来を感じたんですが、しかし内情は大変厳しい状況であるのも目の当たりにしました。活動の源泉である“志金”がどのようにまわって社会に成果として還元されていくのか、フレンドレイザーがどんな関わり方ができるのか、勉強してみたいと思います。フレンドレイザーがこれからのスタンダードな仕組みになっていくのではないかと確信できるように取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
●加藤亘(コンサルタント業)【NPO法人ゆずりは学園】
(1)10年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)長時間労働
(3)視野の拡大、非営利組織の運営について学ぶため。
●北洞貴康(地方公務員)【あいち・かすがいっこ】
(1)14年/ときどき参加(年に数回)
(2)地域のつながりの希薄化
(3)まちづくりの新たな形にかかわりたいと考えました。一つひとつの出会いを大切にして取り組んでいきたいです。どうぞよろしくお願いします。
●近藤祐子(地方公務員)【あいち・かすがいっこ】
(1)17年/ときどき参加(年に数回)
(2)地域内のコミュニケーションが減っていること
(3)仲間づくり! 職場以外の新しい世界へ!!
●齋藤雅治(NPO支援センター職員)【あいち・かすがいっこ】
(1)13年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)地域住民が、身の回りで行われている地域の活動を、手軽に自然に知ることができる環境になっていない。この問題が解消されていくことで、NPOの運営に関するいろいろな課題の解決につながると思う
(3)まだ日本人の寄付文化をあきらめるほど、NPOはあまり努力と言えるほどの努力はしていないと思っているので、この事業を通して地域住民などからしっかり支持される団体が増えていくことを願っています。
●志治友規(金融機関職員)【NPO法人にわとりの会】
(1)1年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)便利さや忙しさからか、地域の中の多様な人(その考え方)やものが自然と交わる機会が少なくなり、子どもは塾へ、お年寄りは老人会へ、というように同質的な集まりや最低限の関わりのみに留まってしまいがちなところ
(3)志ある挑戦を自分なりにどう応援できるのか、実際に行動しながら考えたいと思い参加しました。多くの人に「共感してもらう」ことに一つ価値があると思うので、試行錯誤しながらできることを追究していきたいです。
●新見永治(アート・ディレクター)【あいち・かすがいっこ】
(1)30年/ときどき参加(年に数回)
(2)貧困がなくならないこと
(3)長年生活してきているのに、お金に対して単に支払ったり受け取ったりする以上のことを知りません。なくてはならない大切なものなのに、とても怖い存在でもあります。この活動を通して、お金と社会の関係を体験を通じて学びたいと思います。
●須崎隆久(ファイナンシャルプランナー、一般社団法人名古屋シニアライフスタイル協会 理事)【NPO法人アダージョちくさ】
(1)25年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)一人暮らしの方の孤立死、中高年男性の就労支援
(3)これまでは寄付を出す側でしたが、受ける側の仕組みを提案したいと思います。お金ではない、寄付を広げればと考えています。
●長尾晴香(会社員)【NPO法人にわとりの会】
(1)5年/参加したことはない
(2)在住外国人と日本人がどう共生していけるか
(3)誰かの「ほっとけない」が、ほっとかれない社会のために。微力ではありますが、精一杯がんばります!
●丹羽智子(NPO職員)【NPO法人にわとりの会】
(1)1年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)貧困の固定化
(3)寄付だからこそ、解決のきっかけがつかめる社会課題というのがいろいろあると思っています。誰もが排除されない社会をつくっていくために、できることを見つけ、取り組んでいきたいです。
●林雅樹(IT会社を定年退職)【NPO法人にわとりの会】
(1)40年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)活き活きと学習・生活できていないと思える、子ども・若者たちに希望を
(3)私にできる・必要とされる活動をし、地域社会を元気よくしていきたい。
●廣岡貴志(会社員・サービス業、NPO法人役員)【NPO法人ゆずりは学園】
(1)18年/頻繁に参加(月に1回以上)
(2)自分の周りのモノ・ヒト・コトに対して、もっと関心を持って、愛することができればいいな、と思っています
(3)みんなが少しずつ持ち寄る「寄付」という行為をもっともっと学んで、取り組んでいきたいと思っています。
●福田晃三(飲食店経営)【NPO法人ゆずりは学園】
(1)14年/参加したことはない
(2)少子化、不登校、引きこもり
(3)ボランティアなどまったく縁がない生き方でしたが、出会うお客様のいろんな活動を知り、このフレンドレイザーに参加すればそういうことと広く出会えるのではないかと思い、参加を希望しました。よりよい社会をつくれるよう、みんなでがんばりましょう。
●宮原知沙(会社員・シンクタンク・コンサルティング)【NPO法人アダージョちくさ】
(1)6年/まれに参加(年に1回あるかないか)
(2)地域の中に多様性がもっとあったらいいなと感じています。いろいろな世代や国籍や障がいのある方など多様な人がいて、歴史や文化、産業があって、遊び場があって、いろんな時間の過ごし方を選べて、それぞれが活躍する場所が多様にある。その多様なものに触れられて、お互いに関係性がもてる地域になったらいいなぁと思います
(3)財団の仕組みは非常に重要な仕組みだと思ったのと、自分も何かしたいと思っていたので参加しようと思いました。どんなに共感しても「お金を出す」ことは非常にハードルの高いことだと思いますが、地域の課題に気づいた団体の方と一緒に、より多くの顕在的、潜在的な共感者の方と出会えるようにがんばりたいと思います。そして、自分のできることも探していきたいと思います。
●山田国枝(公務員)【NPO法人にわとりの会】
(1)33年/ときどき参加(年に数回)
(2)難民
(3)寄付のありかたを知りたい。