6/23(日)設立記念基金設置に向けた「ワークショップ」を開催しました

こんにちは。
事務局の長谷川友紀です。

6月23日(日)に、設立記念基金設置に向けた「ワークショップ」を開催しました。

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ワークショップには、13名の方が参加してくださいました。20代〜60代まで、男女の比率もほぼ一緒で、すごくいいバランスで話し合えたのではないかと思います。

今回のワークショップは、発起人(設立寄付者)に財団に取り組んでほしいテーマを寄付時に回答いただいた結果、最も声の多かった、「子ども・教育」分野の基金設置に向けて、この分野の課題を深堀するために開催されました。

子育て支援のNPOで活動されている方や、教職についていらっしゃる方もいらっしゃれば、会社員の方、行政の方、NPOの中間支援組織の方など、職種なども本当にさまざまな方が参加してくださいました。

この日までに集めた、設立記念基金設置に向けたアンケートの結果もご紹介しました。
●回答者数:186名
●回答率:28%

アンケート結果(1):回答者数186名
(1)アンケート結果

アンケート結果(2):男女別
(2)アンケート結果

「子どもの貧困」が最も多いという結果でした。

アンケートで書いていただいた、「その問題を選んだ理由/問題意識」にも、186名のさまざまな思いが込められていて、それを読み込む時間も作りながら、13名の参加者の方には、発起人のみなさんを代表するカタチで、「子ども・教育」に関する課題を熱く議論していただきました。

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3時間のワークショップもみなさんが熱く議論していたからか、あっという間に終わってしまい、最後のふりかえりの時間。参加してくださったみなさんから、こんな感想をいただきました。

●教育に関わっている方(先生やボランティア)の方が、いかに多いかを学んだ。それゆえに、問題は切実。あなたにできること、と聞かれて、実際にできる小さなことをできたら、と思えた。

●子どもの貧困とかマイナス面の話が多くなってしまうかな、と思っていたけれど、思った以上に子どもをどう育てるか、という話が多かったのが印象的。結局は、社会変革の話になってしまうんだなと思った。

●みなさんの問題意識の高さに感銘を受けた。こどもたちの問題、多様。一番大事なのは、子どもたちの力を信じて、その力を大人が引き出すことだと思う。今日は大人ばかりなので、今度は子どもたちと話し合ってみてもいいのでは?

「子ども・教育」の課題を話し合っているはずなのに、最後は社会全体の問題に結びつく、というご意見が印象的でした。課題をしっかりと見つめ直し、解決には何が必要なのか、をさまざまな立場の人が「自分ごと」として話し、行動することの大切さも改めて感じることができました。

子どもが、先生が、親が、がんばればそれで解決する問題ではなくなってきているなか・・・社会全体で、みんなで支え、解決できる仕組みを考えることの重要さを認識しました。あいちコミュニティ財団も、その一員として、できることを続けていきたい、と思います。

ご参加いただいたみなさま、アンケートにご回答いただいたみなさま、改めて…ありがとうございました!