10/18日(金) 「一般社団法人 日本ダイバーシティ推進協会」訪問

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こんにちは。事務局の箕浦真智子です。
 

事業指定プログラム「ミエルカ」2013助成先に決定した「一般社団法人 日本ダイバーシティ推進協会」。打ち合わせのため、活動拠点である「地域資源長屋なかむら」(名古屋市中村区)を訪れました。同席いただいたのは、代表理事の久保博揮さん、ダイバーシティ・コーディネータの三瀬雅之さんと加藤正浩さん。当財団の資金調達計画づくりの集合研修にも参加いただいたみなさんです。

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打ち合わせ当日は、月1回開催される交流会「フラリとおしゃべりフライデー」開催日でした。18:00~21:00までは、自由に出入りでき、予約不要のうえ、参加費無料。金曜日の夜、食べものや飲みものを1品ずつ持ち寄より、フラリとやって来て、おしゃべりを楽しむ・・・まさにその名の通りの交流会!
同協会とつながりある方ならば、誰でも気軽に参加できると伺い、打ち合わせ終了後、さっそく参加させていただきました。

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日本ダイバーシティ推進協会は、二人代表制。うれしいことに隣の席は、久保さんとともに代表理事を務める肥後道子さんでした。
肥後さんは、発達障がい当事者として、自身のうつ病、自律神経失調症、パニック障がいの紆余曲折の経験から、うつ病や発達障がいの方の就労支援を目指すコーチングインストラクターでもあります。
 

久保さんは、高校生のころ、いじめがきっかけで、学校恐怖症になり、6年間ひきこもりを経験。17歳で、原因不明の難病・ベーチェット病を発症。高熱や痛みに耐える日々が続くなか、緑内障も発症し、19歳のときに完全に失明。
視覚障がい当事者として、特例子会社で多様な障がい特性のメンバーを取りまとめた現場経験から、コーチングを活用した違いを価値に変えるコミュニケーション術を「闇」を切り口に提供しています。
同協会の強みは、当事者・支援者双方の視点から、就労困難者のサポートができることではないでしょうか。
 

コーチングを基盤とした「違いを価値に変えるコミュニケーション術」などを学び、障がい者など就労困難者が労働環境のコミュニケーション問題の改善を図ることで雇用を創出。「違いを価値に変える」の理念のもと、誰もが違いを認め合い、 誰もが自分らしい人生を選択できる未来づくりに取り組んでいます。
 

交流会には、さまざまな経験、それに伴う葛藤を乗り越えてきた“共感”でつながる仲間や応援団がいました。
「障がい」が、働くうえでの「障害」にならぬよう、就労困難者の支援の場をつくり、地域社会のなかで活躍できる未来を目指したいという「想い」を「カタチ」にするために、当財団も一緒に取り組んでいきます!