【終了】あいち・なごやの『子ども』の未来を考える地域円卓会議~多様な主体で解決に取り組む「カンパイチャリティ」を活かすには?~

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  名古屋市「消費者市民社会普及事業」キックオフイベント

  あいち・なごやの『子ども』の未来を考える地域円卓会議
        ~多様な主体で解決に取り組む
       「カンパイチャリティ」を活かすには?~

    2015年9月4日(金) 14:00~16:30@名古屋・栄

           主催:名古屋市
    企画運営:公益財団法人あいちコミュニティ財団
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 いじめや児童虐待、待機児童、経済格差が教育格差につながる学
ぶ機会の不平等、子育てが「孤育て」と言われるほど孤立する子育
て環境など、あいち・なごやでもさまざまな『子ども』にまつわる
問題が深刻化しています。
 http://mieruka.aichi-community.jp/archives/category/kodomo

 こうした現状を踏まえ、あいちコミュニティ財団では2013年10月
に「あいち・なごや子どもとつくる基金」を設置し、
 http://aichi-community.jp/kikins/9865
 母親たちによる育児支援、母親支援活動や啓発活動などをこれま
で応援してきました。

 しかし、母親以外の属性(男性、これから親になる世代、子育て
を終えた世代、子どもを持たない者など)への普及にはまだまだ課
題が残ります。これまで巻き込めていなかった属性にも、あいち・
なごやの『子ども』の問題を知ってもらう機会を提供し、多様な主
体で解決に取り組む仕組みをつくる必要があります。

 そこで今年度、名古屋市「消費者市民社会普及事業」として「カ
ンパイチャリティキャンペーン」を展開します。本キャンペーンは、
期間内に参加店が提供する「カンパイチャリティメニュー」を注文
すると、販売額の一部が「あいち・なごや子どもとつくる基金」へ
のチャリティ(寄付)になるシステムです。あいち・なごやの『子
ども』の問題解決を目指して、消費者が公正かつ持続可能な社会の
形成に積極的に参画する「消費者市民社会」の普及に、ママのボラ
ンティア「ママボノ」と一緒に挑みます。

 この度、今年12月のキャンペーン開始に先駆けて、本事業を共有
し、セクターを超えた参加者全員で対話する場として、本イベント
を企画しました。

 あいち・なごやの『子ども』の問題やカンパイチャリティに関心
のある方は、ぜひご参加ください!

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【名古屋市「消費者市民社会普及事業」とは?】

 地球環境、エネルギー・資源問題など、現代社会には消費をめぐ
る社会問題が山積しており、その中で消費者は、社会・経済・環境
などに消費が与える影響を考えて商品やサービスを選ぶなど、公正
で持続可能な発展に貢献するような消費行動をとることが求められ
ています。

 2012年12月に施行された「消費者教育の推進に関する法律」にお
いて、消費者教育とは、消費者が主体的に消費者市民社会の形成に
参画することができるよう積極的に支援することを基本理念として
掲げていますが、消費者市民社会という概念は比較的新しいため、
まだ社会に浸透していない状況にあります。

 本事業は、消費者市民社会の構築に向けて、その概念を広く普及
させ、消費者の実践活動へと結びつけていくことを目的に、「消費
者が、社会の課題解決やよりよい発展に寄与することに共感し、商
品やサービスを選択する消費行動を起こす」モデル的な消費の仕組
みを創出するものです。

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 ★開催概要★

●日時:2015年9月4日(金) 14:00~16:30(受付13:30~)
●会場:ダイテックサカエ 7階 7ABC
(愛知県名古屋市中区錦三丁目3-22-20)
 地下鉄「栄」駅8番出口より徒歩7分
 http://www.nagoya-kaigi.com/contact/map.htm
●定員:70名(先着順)
●対象:あいち・なごやの『子ども』の問題やカンパイチャリティ
 に関心のある人、「あいち・なごや子どもとつくる基金」2015年
 度助成事業(Hop)の調査結果が気になる人
●参加費:無料
●主催:名古屋市
●企画運営:公益財団法人あいちコミュニティ財団

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 ★プログラム★

●話題提供(1) 発達障がい児の家族支援に関する調査事業
 土肥りささん(NPO法人PakaPaka 事務局長)
●話題提供(2)
 不登校の子どもたちのイキイキ自然体験活動プロジェクト
 福間万里子さん(NPO法人日本冒険教育協会 理事)
●事例紹介:地域を巻き込む「募金百貨店プロジェクト」
 久津摩和弘さん(地域福祉ファンドレジングネットワーク 共同
 代表、山口県共同募金会 ディベロップメント・オフィサー/社
 会貢献コンサルタント、山口県社会福祉協議会 主任主事)
●会議出席者・参加者によるディスカッション

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 ★会議出席者★

●梶田知さん(マルト水谷株式会社 代表取締役)
 名城大学商学部商学課卒業。1979年4月株式会社イヅトク(現株
式会社マルト水谷)入社。82年12月代表取締役に就任。他に、株式
会社サマーソールト取締役。株式会社M&Mソリューションズ代表取
締役。はざま酒造株式会社代表取締役。2012年10月名古屋市教育委
員に就任。08年1月にはボルドーワイン振興に貢献した人に贈られ
る名誉号「ボンタン騎士団」に叙任。

●久津摩和弘さん
 山口県出身。山口県社会福祉協議会に入社後、権利擁護関連事業
を担当。2011年より山口県共同募金会へ出向し、ディベロップメン
ト・オフィサー/社会貢献コンサルタントとしてファンドレイジン
グ担当。同年、地域福祉ファンドレイジングネットワーク(CFN)
共同代表に就任。12年、日本最大規模の寄付つき商品企画「募金百
貨店プロジェクト」を立ち上げる。日本の地域福祉におけるファン
ドレイジングの研究等を行っており、福祉団体やNPO、大手・中小
企業等を対象に「ファンドレイジング」「CRM」「コミュニティ
ファンドレイジング」等に関する講師や社会を良くする企画のアド
バイザーなどを全国各地で行っている。

●高島友和さん(公益財団法人日本財団 ソーシャルイノベーショ
 ン本部 国内事業開発チームリーダー)
 1975年生まれ。大学卒業後、小売業の研究、地域振興、NPO活動
支援の後、日本財団に参画。ママプロ(ママの笑顔を増やすプロジ
ェクト)を通じて、子どもの成長にあわせた“ふく職”支援や、
“ママカレッジR”を推進。昨年は主婦向けインターンシップ事業
(中小企業庁事業)事務局として、全国でママの職場実習に関わる。
中1と小3の娘の父、鎌倉市消防団第四分団所属。

●土肥りささん
 1977年静岡県浜松市生まれ。介護福祉士。5年の高齢者施設勤務
を経て、日本福祉大学へ社会人編入。在学中に障がい福祉系NPOの
立ち上げに関わり、その後結婚・出産。長男には発達障がいがあり、
支援者として考えていた親の立場と実際の子育ての困難さのギャッ
プを知る。それがきっかけとなり、2015年3月にNPO法人PakaPaka
を夫とともに立ち上げた。現在、事務局長として運営に携わりなが
ら、発達障がい児の家族支援の充実を目指し活動している。

●福間万里子さん
 1991年大阪府生まれ。学生時代、福祉を学びながら大阪YMCAに所
属し、ボランティアリーダーとして子どもたちと野外活動を4年間
行い、野外活動の「おもしろさ」に気づく。より多くの子どもたち
へ野外活動のすばらしさを伝えたいと思い、NPO法人日本冒険教育
協会へ所属。福祉的支援を必要とする方に自然の中で心身ともに癒
すことのできる支援方法はないか、今後も野外活動を通してさまざ
まな人たちを支援していきたいと考えている。

 ★板書担当者★

●長谷川友紀(公益財団法人あいちコミュニティ財団 事務局長)

 ★司会進行役★

●木村真樹(公益財団法人あいちコミュニティ財団 代表理事)

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 ★申込方法★ ※〆切:2015年9月2日(水)

 下記URLよりお申し込みください。
 http://kokucheese.com/event/index/324403/

 ★お問合せ&お申込先★

 公益財団法人あいちコミュニティ財団
 担当:佐藤、長谷川、山田
 E-mail: office@aichi-community.jp
 tel: 052-936-5101
 fax: 052-982-9089
 〒461-0002
 愛知県名古屋市東区代官町39-18
 日本陶磁器センタービル5F 5-D号室
 NPO法人中部リサイクル運動市民の会内

【個人情報の取り扱い】
 今回ご提供いただく個人情報は、あいちコミュニティ財団が主催
する各種イベント等に関する情報提供と、それらに付随する諸対応
に使用させていただく場合があります。取り扱いに関するご質問・
ご要望がございましたら、当財団事務局までお問い合わせください。
※当財団の個人情報保護方針は下記URLをご覧ください。
 http://aichi-community.jp/privacy

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【「あいちコミュニティ財団」とは?】
 あいちコミュニティ財団は、愛知県初の市民コミュニティ財団で
す。県内の地域課題を「見える化」し、その解決に挑む市民公益活
動団体(NPO)へ“志金”を融通することで、安心できる地域の未
来づくりに取り組んでいます。 http://aichi-community.jp/

【「ママボノ」とは?】
 ママとプロボノ(※)を組み合わせた造語で、カンパイチャリテ
ィの普及啓発に取り組むママのボランティアスタッフのことです。
※ラテン語の“pro bono publico”(公共善のために)の略。社会
 人が仕事を通じて培った知識やスキル、経験を活用して社会貢献
 するボランティア活動全般を指す言葉です。

【「円卓会議」とは?】
 多様な主体が積極的に参画して運営する、お互いの力や課題を共
有しながら対話を積み重ね、協働できる地域社会の実現を目指す場
のことです。企業経営や行政政策、プロジェクト推進など、さまざ
まな分野で「マルチ・ステークホルダー・プロセス」が世界的に注
目され、これを実践する場とされています。
※参考:活動ブログ「あいちの未来を考える円卓会議2014」
 http://aichi-community.jp/posts/7489
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以上