【申請事業の詳細】外国人の若者のキャリア支援事業(しゃべりば@とよはし)

申請団体名:NPO法人フロンティアとよはし

【課題を共有して巻き込みたい対象者】
(1) 教育機関(学校・教育委員会・NPO)
理由:外国人生徒の進学・就職指導を日々行い、生徒たちの現状把握をされているため
(2)行政関係者(国・県・地方自治体・商工会議所)
理由:外国人生徒のキャリア支援を地域で支える体制を整えていくために連携・協働していくことが必要不可欠であるため
(3) 多文化共生に関心のある日本人高校生・大学生とロールモデルになる外国人生徒の先輩
理由:外国人生徒たちの支援を考える際に、同じ世代の目線から出されるアイディアをキャリア支援プログラムに取り入れたいと思うため

【解決策の先行事例】
(1) NPO法人トルシーダ 活動地域:豊田市
先行事例だと思う理由:学齢超過の若者たちの学習指導と日本語指導に取組む。そこに参加する若者が、進学・就職できた先輩やゲストスピーカー体験談を聞く会を自主的に企画・運営して行っているため
(2)Pas a Pas~多国籍青年ネットワーク 活動地域:小牧市
先行事例だと思う理由:生活に役立つ法律やビジネス用語の勉強会を開き、外国人青少年のエンパワーメントのための活動をしているため
(3)認定NPO法人 カタリバ  カタリ場事業
先行事例だと思う理由:大学生など少し年上の先輩と体育館で車座になって対話や、進路選択にフォーカスした出張授業、高校生が自ら講師となって人生を振り返り体験談を行うなどの講座を実施し、生徒たち自らが積極的に目標設定し将来に向けた行動を促すというプログラムを企画・運営しているため

【自団体の3年後のありたい姿】
2015年度に受けた外国にルーツを持つ子ども応援基金で実施した外国人児童生徒の学習教室と定時制高校での外国人生徒キャリア教育事業の成果を踏まえ、本基金を通して、Hopでは豊橋市周辺の市町村で高校に通う外国人生徒のキャリア支援実態について調査をし、Stepでは調査から明らかになった課題解決のための検討会議の中で、関係者の方々と解決のための方策を考え、JumpではStepで検証したことをもとに東三河の教育関係者・行政の方々と外国人生徒のキャリア支援プログラム作成に取り組みたいと考えています。また、多文化共生に関心のある日本人高校生・大学生とロールモデルになる外国人生徒の先輩たちで構成するグループを作り、同じ世代の目線でできる外国人生徒たちのキャリア支援についての勉強会を行い、事業のスタッフとして企画・運営に携われる人材育成を行いたいと考えています。
3年継続助成終了時には教育機関・行政・多文化共生に関心のある日本人高校生・大学生とロールモデルになる外国人生徒の先輩たちで構成するグループなどさまざまな関係機関と連携し、外国人生徒のキャリア支援を県内のほかの地域で実施、展開していけるようになっていることを目指したいと思います。