【深掘りしたい地域や社会の課題】NPO法人楽歩

申請事業名:おいしいは、うれしい。おいしいは、たのしい。おいしいは、しあわせ。子ども食堂でひろがるあったかい地域の絆
申請団体名:NPO法人楽歩

楽歩 写真2楽歩 写真1
子ども食堂オープンの写真です。
おいしいは、うれしい。おいしいは、たのしい。おいしいは、しあわせ。おいしいことは、いいことだ!を大切にして。子供は、みんな町宝もの。ご飯を食べながら楽しい時間、ほっとする時間を楽しみたいと思っています。作る側もみんなで一緒に子育てを楽しみ、考えていく仲間を増やしたいと思います。お母さんもがんばりすぎていませんか?心が寂しくなって辛くなっていませんか?困ったときにゆるりと甘える。あなたを必要とする人がきっと、ここにいますよ。

【深掘りしたい地域や社会の課題】
課題を象徴するあいちの数字:日本の子供貧困率16.3%子どもの6人にひとりが、貧困の子供たちが存在する。全国に325万人

全国に325万人の貧困状況にある子供たちが居ます。貧困家庭の子供は様々な問題を抱えていると言われています。ひとり親世帯、親からの虐待やネグレクト、不登校、いじめ、低学力、ホームレスの経験、親や子供の障害などです。おいしいごはんをお腹いっぱい食べて、おいしいは、うれしい、たのしい、しあわせを一緒に楽しめる居場所つくりをしていきいと思っています。今の課題は、この貧困と言われる子供たちが何処にいてどこで待っているかを調べていき、困っていても支援が届かない子供たちがどうやってここに足を運んでくれるかを考えていきたいです。そしてこの子ども食堂を通じて子供を取り巻く環境や問題を市民と話し合うプラットホームになっていきたいです。地域の子供を地域で見守
り地域で育て、困ったときは、みんなで「助け合って」困難を乗り切る総合扶助の社会でありたい。

【課題の当事者】
(1)性別:男女/年齢:5~23歳/家族構成:ひとり親/性格:各種/生活シーン:貧困状況、親からの虐待。ネグレクト。親が離婚・親が自殺・親がアルコールや薬物依存・親や子供の何らかの障害・不登校・いじめ・低学力・ホームレスの経験・外国籍・日本語が不自由など。/総数:約325万人(全国)

【課題の原因の仮説】
平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子供の割合を示す「子どもの貧困率」が平成24年時点で16.3%と過去最悪を更新した。平成21年時点から0.6%の悪化。デフレまっただ中の経済状況で子育て世帯の所得が減少したのが最大のダメージだと分析している。そんな中ひとり親子供の貧困率は、54.6%2人に1人は貧困とでています。貧困状態にある人は低所得であるがゆえに無理して仕事をして体を壊し、医療費もかさんで家を手放し、家賃が払えなくなってなど一つの不利がかさなり生活が困窮していきます。親の精神的経済的困窮が子供の貧困に繋がっていると思います。