申請事業名:豊田市内障がい者就労施設売上・工賃の実態把握
申請団体名:株式会社アルディ
多くの施設において、企業の下請仕事を実施している。
1個あたりの単価は数十銭から数円の仕事が多い。毎日同じ作業の繰り返しを行っている。
【深掘りしたい課題】
課題を象徴するあいちの数字:2015年度愛知県就労継続支援B型事業所平均工賃は¥15,041.2(月額)
現在、豊田市の共同受注窓口・アンテナショップの拠点である「きらり」には豊田市内27施設が登録、加盟している。(共同受注窓口は企業からの下請仕事の受付、アンテナショップは市内27施設のオリジナル商品の販売)2016年度の実績は売上が約830万円で豊田市内のB型施設の工賃は平均約1.8万円である。しかし工賃として稼ぐ金額は¥50,000以上必要と言われている。まだ平均工賃¥50,000以上の目標とは差がある。
【課題の当事者】
(1)性別:男女/年齢:18歳から65歳までのA型事業所で働く障がい者/家族構成:各種/性格:各種/生活シーン:一般的に障がい者就労施設では企業からの下請仕事(単純作業)を実施している。その中でお給料の少なさの問題、常に単純作業の繰り返しで仕事のやりがい、社会との接点がなかなかもてなくなっている。/総数:約180人(豊田市)
(2)性別:男女/年齢:18歳から65歳までのB型事業所で働く障がい者/家族構成:各種/性格:各種/生活シーン:一般的に障がい者就労施設では企業からの下請仕事(単純作業)を実施している。その中でお給料の少なさの問題、常に単純作業の繰り返しで仕事のやりがい、社会との接点がなかなかもてなくなっている。/総数:約420人(豊田市)
【課題が生じている原因の仮説】
仮説1:施設の考えた・体制
→働いている障がい者の仕事作りになっていて、施設の売上・工賃などを考慮していない?
仮説2:生産性が良くない
→企業からの下請仕事他、仕事の生産性が良くなく売上・工賃アップが出にくい状況?
仮説3:単価設定が低い
→オリジナル商品・企業からの下請仕事に関して、適切な価格設定ができておらず、利益出にくい?
仮説4:オリジナル商品のクオリティが低い
→各障がいに合った仕事を創り出すことは重要だと思うが、一般の消費者が購入したいと思う商品企画・作りが必要