こんにちは。事務局スタッフのやまだです。イベント報告です。
●タイトル:助成財団シンポジウム in 名古屋
●開催日時:2016年9月10日(土)13:00−18:00
●会場:中京大学 5号館(教室棟)521教室
●参加者:49名
そもそも「助成金ってなんだろう?」こんな素朴なギモンに応えてくれるシンポジウムが、9月10日名古屋の中京大学で開催されました。10を超える助成団体の担当者に全国からお集まりいただき、基調講演と事例紹介のあと、情報交換会の場がつくられました。
この盛りだくさんの資料を手にしただけでもワクワクします。
基調講演では「助成金の基礎を知る」と題して、NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会の松原さんから、NPOの資金やその中での「助成金」の位置づけ、助成金を出す方はどんな思いを託して、助成金をつかってもらいたいと思っているのかなどを説明していただきました。
事例紹介では、東海地域の3事例を挙げ、助成金を上手に活用して成果をあげた取り組みを団体さんの視点と助成金を託した側の視点との双方からご紹介いただきました。
また、一般社団法人非営利組織評価センターの平尾さんから、新しい評価制度の最新情報と参加者へのエールもいただきました。
さいごに、助成財団と参加者との交流会では、日ごろの活動について話したり、社会課題を解決するために、どんな行動に移せば、助成金というカタチで応援していただけるのかなど、話は尽きませんでした。
以下は、参加者からお寄せいただいた感想です。
・何も知らないのでとても勉強になった。
・助成金を受けて変化があれば継続してもらえることもあるんだと知りました。
・「財団」はパートナーを探しているという言葉が印象的でした。
・助成財団の方とお話しできる機会はあまりないので、とてもいい機会だと思いました。
・明確なゴールはあきらめることで設定できる。松原さんの最後の言葉に共感しました。
・成果志向に向かう状況について理解できました。
・最後に性善説に基づいたといっていただけたことがよかった。
・複数の財団が来て、団体とともに新しい方向性を共有する貴重な場だと思いました。
●イベントのご案内
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当財団では、「これからの5年」どんな問題の解決に挑むのかを描いた設計図「セオリー・オブ・チェンジ2020」を約半年間かけて作成しました。セオリー・オブ・チェンジの作成プロセスが知りたい方、「社会的インパクト評価」や当財団の活動に関心のある方、“成果志向”の補助・助成金に関心のある補助・助成金の担当者など、ご参加お待ちしております!