こんばんは。ボランティアスタッフの河合です。
第5回のファンドレイジング研究会inあいちは、東海ゴム工業株式会社CSR・社会貢献室長の戸成さんをお迎えし、「寄付つき商品の可能性」について、お話をいただきました。今回の参加者は20名でした。
キーワードは
「カワイイ」「オシャレ」「スマート」
代表事例等をご紹介いただきましたが、この寄付つき商品の始まりは、1983年AMEXカードの利用に対して、自由の女神の修復のための1セント寄付でした。参加者の中にも、環境や子どもに向けた寄付つき商品を手にされた方がおられました。
企業も、CSR(社会的責任)からCSV(価値を生み出す)へ。
企業価値を上げる取り組みで、社会課題を解決するといった変化もみられます。
実際に「寄付つき商品」に取り組む前に押さえておきたい確認事項の紹介がありました。
・ターゲット市場とコーズの適合
・ブランド目標とイメージがコーズと適合しているか
・提携先、ターゲット市場が、商品ブランドに適合するか
・透明性 寄付するための購買条件の明確化
・定性的、定量的にもマーケティング効果を数値化しているか
・自己満足になっていないか
NPOにもビジネスモデルが必要で、組織にどんな特徴があり、成立できるかを見極め、良いものが生まれたら良いなぁと思いました。
戸成さんのことば、
志は大切だけれども、「おもい」を押し付けると「重く」なる。
ハッとさせられたことばでした。
次回は、9月16日(火)「遺贈を受けられる団体になるために」というテーマで、あしなが育英会 常勤監事の山北洋二さんがゲストです。ぜひご参加ください!
申込はこちらから受付しています。