こんばんは。事務局スタッフの長谷川です。
今日は、当財団主催で初めて「ロジックモデルづくり研修」を開催しました。名古屋駅すぐのMisocaさんをお借りしました!
「休眠預金等活用法」が昨年末に成立するなど、市民公益活動団体(NPO)に対する社会からの期待が急速に高まっています。この期待を「信頼」へ変えていくために、今回は実施しました。
休眠預金等を活用する時代に向けて、「社会的インパクト評価」が注目されていますが、評価するためには「成果指標の設定」が欠かせません。本研修では、組織や事業が最終的に目指す変化の実現に向けた事業の設計図であるロジックモデルを作成し、長期成果から逆算して事業プランを描くことで、事業の目指す方向を明らかにすることを目指しました。
7団体(9名)の方が参加され、ロジックモデルとは何か、の説明を聴いた上で、まずはみなさんにつくっていただきました。
今回実施してみて一番の気づきは、NPO等に限らず「行政」や「大学」でもこの設計図は役立ちそう!ということでした。
長期成果と資源は出せたんだけれど、真ん中の中期成果や初期成果、直接の結果および活動を描くのが難しかった、という方もいらっしゃいました。
私たちあいちコミュニティ財団でもそうでしたが、組織に関わるさまざまな方(役員、スタッフ、ボランティアスタッフ等)と議論すると、また新しい視点も見えてくると思うので、ぜひ今日参加された団体のみなさまには、さらにこのロジックモデルをブラッシュアップして活用していただけるといいなと思いました。
今回は残念ながら参加できなかった、という方に朗報です!!! 今年度はあともう1回、2018年1月13日(土)午後に開催予定ですので、ぜひ1月にお越しください!
(2017年12月頃から広報開始予定です)