こんにちは。ボランティアスタッフの山田です。
「休眠預金活用推進フォーラムinあいち」が、6月16日(月)、日本政策金融公庫名古屋支店で開催されました。月曜日の午前中という慌しい日程にもかかわらず、NPO、中間支援団体、金融機関関係者、行政など35名の参加がありました。
はじめに、休眠口座国民会議の呼びかけ人である鵜尾さんから、日本における休眠口座の実態と、世界の先進事例をご紹介いただきました。
つぎに、日本国内では推定 年800億円とも言われる休眠口座を「どのように活用していきたいか」を参加者同士で話し合い、質疑応答形式で共有しました。ご意見の一部をご紹介します。
・休眠口座活用が現実となった際、受けて側の体制が整っていなければ、800億円があふれ出てしまうのではないか?
・休眠口座を、実際に活用する現場の団体までつなげる(コーディネートできる)中間支援団体を育てることも、ぜひ考慮してほしい。
・モラルハザードを防ぐ方法を考えたい。
・中央集権になるのではなく、地域の人材育成にも力をいれたい。
・社会的投資の成果の見える化(数値化)をしていきたい。
今回のフォーラムで出たご提案は、次の大阪、福岡、仙台での提案と共に、今後の休眠口座国民会議へつないでいただく予定です。さらに、愛知・名古屋において、当財団が果たす役割をみなさんが期待し、応援してくださっているんだということを改めて感じました。ご参加のみなさまからの活発なご意見、本当にありがとうございました。
休眠口座については、以下のサイトをご覧いただき、FacebookやTwitterなどのツールを使って、休眠口座の活用の必要性をぜひ周囲へ広めていただくことに、ぜひご協力ください!