こんにちは。事務局の長谷川です。
2月10日(月)に、椙山女学園大学付属小学校で行われた、「寄付の教室」に参加してきました。
「寄付の教室」は、小学生〜高校生の子どもたちを対象に「寄付を考える」ことを通じて、社会とのつながりや参画について一緒に学んでいく、ワークショップ型の出張授業として、東京の日本ファンドレイジング協会さんが全国各地で開催しています。
今回は、5年生60人、6年生60人を対象に、授業が行われました。
1コマ目は、6年生全員に向けて、3つの団体を紹介し、自分が「寄付」で応援したいと思う団体を1つ選んでもらいました。その後、1クラスずつに分かれて、まずは6-Bクラスのみなさんと2コマ目の授業を行いました。2コマ目では、5〜6人のグループになり、1人に1,000円の「寄付チケット」が配布されました。その後、グループで1つだけ寄付で応援したい団体を話し合って決めてもらい、なぜその団体を選んだのかをグループで発表してもらいました。
紹介する3つの団体は、「一般財団法人民際センター」さん、「認定NPO法人日本IDDMネットワーク」さんと、もう一つ、地元・愛知の団体として、あいちコミュニティ財団の「ミエルカ」2013で現在寄付募集に取り組んでいる「NPO法人にわとりの会」さんを私から紹介しました。他の2つの団体は、紹介動画を使っての紹介でしたが、私はプレゼンテーションのみでの紹介だったため、伝えることがすごく難しいなと感じました。
5〜6人のグループの話し合いの様子を見ていると、すんなり応援したい1団体が決まるグループもあれば、応援したい団体がバラバラで、なかなか議論が尽きないグループもあり、「平等に寄付できたらいいのに」という声も出るほどでした。
その後、グループごとに発表してもらい、私が共感したグループには、マッチング寄付(10,000円になるように寄付を上乗せ)しました。どのグループの発表も共感できる内容が多く、どのグループを選ぼうか、とても迷ってしまいました。
今日は模擬での寄付体験でしたが、2月20日(木)には、実際に名古屋市内で活動する団体のみなさんに、5、6年生の前でプレゼンテーションをしていただき、1月11日(土)の「名フィル・エール・コンサート」で集まった約214万円の6割(約120万円)の行き先が子どもたちの投票によって決まります。
「ぜひ、この経験を10日後の投票に生かしてほしい」ということを最後にお伝えして「寄付の教室」は終了しました。
「寄付の教室」を全国で実施している日本ファンドレイジング協会さんからも、実際の寄付の体験プログラムとセットになっているのは、このプログラムだけなので、ぜひ今後の参考事例の一つになってもらえたら、というご意見をいただきました。
今回「寄付の教室」に参加して、2月20日(木)のプレゼンテーションがますます楽しみになりました!