こんにちわ、事務局の上田です。あっという間に冬ですね。週明けはクリスマスなんですね。子どもの頃、クリスマスに何をしていたかなと考えていましたが、特に何もしませんでした。ごく普通に日常を過ごせました。それもひとつの幸せの形なのかもしれません。
本日の20日(金)18時をもって、なごや子どもとつくる基金の助成先募集を締め切らせてもらいました。どれくらいの団体さんが応募してくれるのかが直前までわからずにバタバタしましたが、無事に11団体から申請をいただきました。
助成先募集の中で、「なごやの未来を考える円卓会議2013」や「子どもとつくる」先輩と語る食事会の参加者の方々やそこからつながる子育て団体に声をかけさせていただきました。色々とやりとりをさせていただく中で印象的だったのは、「社会のひずみが弱者である子どもに来ている」という言葉でした。
今回の助成は、今年の10月に設置された「なごや子どもとつくる基金」に寄付された金額を財源として、申請団体の中で選考を通過した団体に助成をする仕組みです。財源は市民・法人からの寄付次第で、いくらまで金額が増えていくかもわかりません。そして、前例がなく、選考や助成後の姿がイメージできないなどが申請をする上でのハードルになったりしています。それでも、一歩踏み出して、申請をしていただいた団体さんには本当に感謝です。
でも、同時にわすれちゃいけないなと思うことがあります。それは、「応募をしたくても応募ができなかった団体」の存在です。もう今年に関しては応募ができません。でも、この基金は来年以降も継続されるので、今回応募できなかった団体さんでも、来年以降、助成の対象にはなっていきます。
そのためには、この基金が来年以降も寄付が継続される必要があります。17日(火)までの基金への寄付金額は583,563円です。100万円を目標にしているのも、一つでも多くの団体や少しでも多くの額面を団体に助成することで、笑顔になる子どもたちが一人でも増えてくれたらと願っています。
この記事の最初に「ごく普通に日常を過ごせました。それもひとつの幸せの形なのかもしれません。」と書きました。きっと僕が子どもの頃よりも、今の子供たちの方がつらい状況に追い込まれているのを、この基金の担当者として関わることで知りました。「普通に日常を過ごせない」子どもたちが多く存在しています。そんな子どもたちを助けたいと思い、活動している団体は本当にすごいと思います。
今回、申請したいただいた団体への助成額の財源は2014年1月7日までの寄付金額です。寄付申込みはこちらから可能です。皆さまからのご寄付、お待ちしております。