12/16(火)第9回ファンドレイジング研究会inあいちを開催しました。

こんばんは。事務局の長谷川です。

第9回のファンドレイジング研究会inあいちは、「ハンズオン!埼玉」の吉田知津子さんをお招きして、「NPOならではのチャーミングアプローチ」というテーマで開催しました。22名の方が参加してくださいました。

IMG_2854

NPOのチャーミングアプローチを学ぶ回だったんですが、なんと言っても、吉田さんご自身がとってもチャーミングな方で、惹き込まれてしまいました。

IMG_2855

倉本聰氏(「北の国から」の脚本家)とのお仕事のなかでの気づき・学びや、1999年東海村臨界事故をきっかけに、埼玉NPOセンター広報専門スタッフとなった経緯など、吉田さんご自身のお話の中にも、NPOに生かせそうなヒントがたくさんありました。

わたし自身は、「“情報”は頭を動かすかもしれないけれど、人を動かさない」の言葉に、改めて考えさせられました。

そして、参加者のお一人がfacebookで書いてくださっていた内容がとてもすてきだったので、ぜひご紹介させてください。

『僕たちがチャレンジしてる課題って、そんな単純なもんじゃない。なのに、研修とか講義って、ついつい与えられた時間内である程度まとめようとしがち。ホントはもっと悩んだり迷ったり躊躇ったりするものなのに。

先日も、依頼者から「この内容だと参加者が消化不良になっちゃうんじゃないかと懸念します」とか言われて、「そうなっていただきたいんです」って返したんだけど、納得はしてもらえてないようだった。でも、ウチは“下剤”売ってないんです。

今日参加した研究会は、そういう意味で最高でした。知りたかったことを何一つ“教えて”もらえなかったけど、宿題をいっぱいもらった。今の立ち位置と、向かうべき方向を確認させられて、そこにどう辿り着くかは自分で考えろって感じ。見事に、“お客さん”にさせられなかった。』

次回、第10回ファンドレイジング研究会inあいちは、~「あいちの課題深堀りファンド」で深堀りして~をテーマに、都築昌宏さん(名古屋視覚障がい者職業開発委員会)と、愛知県在勤の公務員のボランティアスタッフ「モグラー」として本事業に参画した荻原美帆さんをお招きし、深堀りした3ヶ月間の取り組みを、参加してみての感想を交えながらお伝えいただきます。ぜひご参加ください!
お申込はこちらから。