10/29(火)「NPO法人インディアンサマー」活動拠点を訪れました

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こんにちは。事務局の箕浦真智子です。

事業指定プログラム「ミエルカ」2013助成先に決定したNPO法人インディアンサマー
人口流出が激しい岡崎市・新城市などの過疎地域復興を目指し、今年5月に発足しました。
「ミエルカ」での申請事業は「限界集落に愛知初の国産紅茶小規模加工所を!額田地域(中山間地)を6次産業化で活性化」です。

10月29日(火)、活動拠点である額田を訪れ、同法人の梅村篤志さん(理事長就任予定)、深谷紗与子さん(事務局長)、古谷至さん(理事就任予定)に現地を案内いただきました。
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額田地域は乙川水系の上流域に位置する中山間地。高齢化・過疎化が進み、山林の荒廃も著しく、濁流や土砂崩れといった自然災害が多発。下流域の岡崎市街地にも影響を及ぼし始めているそうです。
また、地場産業の茶業は廃業・後継者不足のため、茶畑が耕作放棄地と化し、農地として再活用するのが難しくなるうえ、野生動物のすみかや通り道になるため、周辺の農作物の被害も深刻に。スーパーも医療機関もなくなり、2009年に小学校は3校閉校、交通機関は1日3本のバスのみ。このままでは限界集落化は必至という現場を目の当たりにし、持続可能な額田の創造のため、住民が生計を立てられる経済基盤を確立することは、急務であることを知りました。

わ紅茶
今回の事業では、同法人がプラットフォームとなって、額田地域の伝統産業でもある茶業の再興を目指し、「煎茶」から「紅茶」への転換を図ります。既存農家、および新規就農者が額田の地域資源を生かしながら、最大限収益が得られるよう支援を行ない、活性化を目指します。梅村篤志さんは、家業である茶農家を営む『宮ザキ園』6代目。伝統的なお茶の製造を守りながら「わ紅茶」など新しい商品開発にも力を注いでいます。
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今後、同法人の事務局として考えている空き家・空き施設にも案内していただきました。放置すれば、廃墟と化しますが、手を入れれば、十分に住むことも貸すこともできるため、新たな活動拠点として企画考案中とか。地域活性化に向け、夢は膨らみます!
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打ち合わせ終えた夜、徹夜も辞さない覚悟で長時間にわたり、申請事業の内容を再度討議いただきました。地域復興に向け、志高き仲間とともに真剣に取り組むインディアンサマーのみなさん。地域への想いと連帯感に胸が熱くなると共に、希望あふれる未来が見えてきました。