●事業名:不登校の子どもたちの自立支援プロジェクト
・団体名:NPO法人子どもたちの生きる力をのばすネットワーク
・助成金額:300,000円
※解決に挑んだ【地域課題】と【解決策】は、下記をご参照ください。
【地域課題】愛知県の中学生のうち不登校の子どもの割合36人に1人(2013年度)
【解決策】不登校の子どもたちの自立支援プロジェクト
【助成事業に取り組む中で、最も印象的なストーリー】
東海労働金庫の半田支店に出向き、ごあいさつを兼ねてフリースクールの説明をさせていただいた際、職員のみなさんに熱心にお話を聞いていただいたことが印象的でした。不登校の子どもたちや保護者の苦しみや悲しみ、克服した成功例も織り交ぜてお話していたときに、涙ぐんで聞いていただいた方もいらっしゃいました。同じ悩みを抱える方々のために、より一層の努力を傾けねばならないと痛感したひとこまでした。
また、半田支店へ社会見学で子どもたちがお邪魔し、お札の数え方を教えていただいたり、金庫での仕事について職員の方にお話いただきました。普段は関心も示さないような子どもたちが、次々と質問してとても興味を持ってくれました。仕事について興味を持ってもらうことは、当フリースクールだけではできないことなので、とても感謝しています。
※写真は東海労働金庫半田支店にて団体の紹介をさせていただいた様子。
●事業名:就労支援に役立つ日本語教材配布事業
・団体名:NPO法人にわとりの会
・助成金額:300,000円
※解決に挑んだ【地域課題】と【解決策】は、下記をご参照ください。
【地域課題】日本語指導が必要な外国人児童生徒数全国最多6991人(2012年)
【解決策】就労支援に役立つ日本語教材配布事業
【助成事業に取り組む中で、最も印象的なストーリー】
東海労働金庫本店での職場体験に参加した学生の感想がとても印象的でした。「今日ここに来て、今まで知らなかったことがたくさんわかるようになりました。それに、おもしろくて楽しかったです。」「また、別の会社に(体験に)行きたいです。」「世の中のお金のしくみをもっと知りたい。」「金融機関のくわしい仕組み、他の国のお金の回り方をもっと知りたいと思った。」などの感想をもらいました。
また、『働くための日本語冊子』を手に取ったとき、「わぁ、英語がある。スペイン語がある。」と口々に自分の母語が記載された冊子に対して、感動の声を挙げていました。この冊子で、彼らの能力を「傍楽(働く)」場面で発揮できると確信を持った瞬間でした。
※写真は東海労働金庫本店での職場体験の様子。