【申請事業の詳細】ろう児家庭環境調査

申請団体名:認定NPO法人名古屋ろう国際センター

【深掘りの目的】
今のろう児の現状、保護者は何を必要としているのかを、保護者、ろう学校と共有することで、保護者とろう児が理解しあえる環境を作りたいと思っています。そして、保護者とともに、ろう児が書く日本語、読む日本語の力をつけ、言語の面での壁を低くしていける力を身に着けてほしいと思っています。

【解決策の先行事例】
(1) 静岡県聴覚障害者協会
先行事例だと思う理由:親子の手話教室を実施し、子供たちはほかのろう児と触れ合う機会、お母さんたちはお母さん同士で学ぶ機会を提供し、ろう児の環境改善に取り組んでいる。
(2)京都府聴覚障害者協会児童発達支援「にじっこ」
先行事例だと思う理由:ろう児の絵本の読み聞かせを実施し、ろう児が幼少期から手話で本に触れる機会を作っている。
また、保護者向けに手話の重要性を書いた本を発行し、啓発に取り組んでいる。
ろう学校とも連携が取れており、ろう学校への報告会も開いている。

【自団体の3年後のありたい姿】
それぞれのろう児家庭の相談事を聞ける相談窓口が設置できていること。聞こえるお母さん、聞こえないお母さん同士が交流を図れるきっかけを作りお互いにつながりが持てていること。ろう学校や他の聴覚障害者団体、他の放課後等デイサービスと協力できる体制を整えられることを目指しています。