申請団体名:NPO法人はんどいんはんど
【深掘りの目的】
<明らかにすること>
(1)「ひとり親家庭」が孤立しがちで、お子さんが病気の際に頼る場所が少ない
(2) 病気の際にお子さんを預ける場所が少ないために、休むことが多くなる。
(3)休まざるを得ないために、正社員として採用される機会が少ない
(4)正社員ではなく、パート・アルバイトとして働くことになるため、年収が少なくなる。
<共有者と変化>
●地域の子育てが終わった世代
地域での問題意識が生まれ、ボランティアと保育スタッフの参加が増える。
●企業
採用で悩む企業が、ひとり親の女性の採用に興味を持つようになる。
●行政
ひとり親支援の必要性を知り、ひとり親家庭へのヒアリング調査に協力。
→市民・企業・行政が「ひとり親家庭」の子育てと仕事の両立を支えることについて考えるきっかけとなる。
【解決策の先行事例】
(1)NPO法人フローレンス(ひとり親支援)
先行事例だと思う理由:寄付8,400円につき、「ひとり親家庭」1世帯をサポートしている。ひとり親家庭は月1,000円で利用ができる。寄付会員による支えあいにより成り立つ。
(2)NPO法人ノーベル(ひとりおかんっこ応援団プロジェクト)
事例だと思う理由:寄付により、「ひとり親1家庭」に約8,000円/月の運営費がかかる病児保育を、ひとり親家庭に月1,000円で提供。応援団の支え合いにより成り立つ。
【自団体の3年後のありたい姿】
●安定したサービス提供(1年目はモニター会員の利用により試験運転を行い、2年目から通常料金にて募集を行う。3年目には訪問型病児保育の事業収入だけで黒字を出すことにより、事業を安定させる。)
●自団体で寄付を集める仕組みを作る(企業や個人の寄付により、「ひとり親家庭」へ低料金でサービス提供する支援を行う。)
●地域のつながり(利用会員、地域の保育スタッフ、寄付者がイベントを通して、地域でつながり、子育てを協力できる関係づくりをつくる。)
●半額補助制度(岩倉市からの補助を受け、利用料金を安くする。割引を可能にする。)
●コンサルティング業(自団体の研修体制を確立し、コンサルティング等を行えるようになる。)