申請事業名:労働現場における異文化コミュニケーションの実態調査
申請団体名:多文化市民メディアDiVE.tv放送局
フィリピン人技能実習生が自ら制作した動画の1シーン。毎日同じ作業の繰り返しで技能向上が図れないだけでなく、日本語学習は自助努力とされているため、職場でのコミュニケーションがなかなか改善されないことを表現している。
【深掘りしたい課題】
課題を象徴するあいちの数字:外国人労働者数 94,698人
外国人雇用を巡るトラブルの発生状況と改善策を探りたい。愛知県では年間1万人規模で外国人労働者が増えており、今後も増え続けることが予想されるが、労働現場の実態調査は公的にはほとんど行われていない。ミスコミュニケーションに起因するトラブルの状況が把握できれば、外国人を多く雇っている中小企業に対する的確な助言を行えるようになり、労働環境の改善につながる。
【課題の当事者】
(1)性別:男女/年齢:各種/家族構成:各種/性格:各種/生活シーン:愛知県内の中小企業で働く外国人労働者および雇用主企業の管理職。ミスコミュニケーションに起因するトラブルが生じている。/総数:不明(愛知県内)
【課題が生じている原因の仮説】
外国人労働者のヒアリング調査および分析が不足しているため、外国人雇用の適切な指導および労働環境の改善が不十分であると考える。