「なごや子どもとつくる基金」2013年度助成先選考結果

「なごや子どもとつくる基金」2013年度助成先選考結果

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▼「なごや子どもとつくる基金」とは?

「なごや子どもとつくる基金」は、名古屋の未来を担う子どもの悩みや不安を解消し、ひとりでも多くの子どもの笑顔の花を咲かせるために、みんなで寄付を集める(“志金”を持ち寄る)しくみとして設置されました。
http://aichi-community.jp/kikins/2195
※この基金は、名古屋市・平成25年度起業支援型地域雇用創造事業「市民活動団体活動資金支援事業」として、「有識者会議」での議論を踏まえ、設置・運営しています。

 

▼選考委員会 ※★:委員長
・稲熊美樹氏(中日新聞生活部 記者)
★川口創氏(弁護士)
・小島祥美氏(一般財団法人あいちコミュニティ財団 理事/愛知淑徳大学 准教授)
・白村陽秀氏(公益社団法人名古屋青年会議所 理事)

 

▼委員長総評
2014年1月26日(日)、事前の書類選考を通過した6団体による最終(公開プレゼンテーション)選考会を行いました。プレゼンテーションの時間はわずかだったにも関わらず、6団体いずれのプレゼンも個性的で、子どもたちを取り巻く問題が顕在化され、各団体の角度とアイデアで、その問題に向き合っている熱意が伝わってきました。会場には多くの市民の方にもご参加いただき、各団体の思いに共感するように、会場全体はとても温かい雰囲気だったと思います。

6団体のプレゼンと質疑応答が終わった後の、選考委員会の議論はなかなかつらいものでした。選考委員は、事前に各団体の資料も確認して参加していましたが、当日のプレゼンで、かなり心が動かされました。「できることなら、すべての団体に助成金をお渡しさせていただきたい。でも、それはできない…」ということで、苦渋の決断を強いられました。

今回、助成先として選ばれなかった団体も、活動自体は意義があるものだと思っています。ぜひ、子どもたちの笑顔の花を咲かせるために、ご自身の取り組みを前進させていっていただきたいと思います。

本取り組みで気づかされたのは、子どもたちが置かれている状況はさまざまであること、また、その解決に向けたアプローチにもいろいろあるということです。そして「実際に行動している方がこれだけいるんだ」ということに励まされました。

参加いただいたすべての団体のみなさん、また、会場にお越しいただいたみなさん、そして、寄付をいただいたみなさんに、心より感謝申し上げます。そして、今回の団体のみなさんのように、自らの感性で地域の問題を感じ、その解決のために自由なアイデアで、自らが当事者となり、新たな一歩を歩み始める方が、一人でも増えていくことを期待しています。

一般財団法人あいちコミュニティ財団
「なごや子どもとつくる基金」
2013年度選考委員会
委員長
川口創

募集要項はこちらをご覧ください。

 

▼選考委員会(書類選考)
・応募件数:11事業(申請総額:413万円)
・選考対象数:10事業
・採択件数:4事業

●事業名:子育て支援事業
・団体名:NPO法人
荒畑・もちの木共同保育の会
・事業拠点:名古屋市昭和区
・助成金額:40万円
・選考委員の講評:
荒畑・もちの木共同保育の会さんは、審査員の全員一致で決定しました。子どもたち、親たちが置かれた困難な状況に寄り添い、地道に取り組みをされてきたことに共感が広がりました。現実にお金がなくて大変だという切迫感も伝わってきました。プレゼンテーションは、パワーポイントを初めて使った様子で、決してスマートとは言えませんでしたが、熱意が伝わってきました。

●事業名:子どもと一緒に街頭パトロール!
・団体名:NPO法人全国こども福祉センター
・事業拠点:名古屋市北区
・助成金額:34万円
・選考委員の講評:
団体の理念を学生が発信する姿に、大変心が揺さぶられました。私も子ども時代はひどくすさんでおり、近所のおせっかいな雷親父に声をかけられ、居場所を提供してもらったことで社会参画することができました。時代とともに、昔はどこにでもいた近所の雷親父も絶滅危惧種となった今、共感を元に、同じ目線で互いを感じられる彼らの活躍に、大きな可能性と心強さを感じるとともに、「日本のお父さんたち、がんばれ!」との檄を飛ばしたいと思いました。

●事業名:アレルギーの(親の)会支援とリーダー育成事業
・団体名:認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク
・事業拠点:名古屋市中村区
・助成金額:11万5千円
・選考委員の講評:
審査員がみな、申請事業の必要性に共感しました。自治体や子育て支援団体・災害支援団体との協働で申請事業を進めるところに、今後の可能性を感じます。アレルギー疾患の幼子を抱えた母親だけでなく、その家族が安心して、前向きに、子育てができる社会をぜひともつくっていただきたいです! 本事業の可能性に期待しています。

●事業名:名古屋市緑区における生活保護世帯の子どもの学習サポート事業
・団体名:NPO法人こどもNPO
・事業拠点:名古屋市緑区
・助成金額:11万5千円
・選考委員の講評:
生活保護世帯の中学生への学習支援を、学習面にとどまらず、人としての関係性の構築から丁寧に行ってきた実績に感銘を受けました。彼らの高校進学を後押しし、「貧困の連鎖」を断ち切る一助として期待は大きいです。ただ、市が設定する事業の枠にとらわれ、対象者や拠点数を独自に増やせないもどかしさも伝わってきました。今後の展開にも期待しています。

 

▼応募事業・団体の概要(応募件数:11事業)

●申請総額(413万円)
□1事業あたりの平均申請額:38万円
□申請事業の予算総額:723万円
□1事業あたりの平均予算額:66万円
□助成金利用比率:57%

●種別
□NPO法人:7(64%)
□一般社団法人:1(9%)
□任意団体:3(27%)

●活動年数
□15年以上:1(9%)
□10年以上~15年未満:5(46%)
□5年以上~10年未満:1(9%)
□0年以上~5年未満:4(36%)

●有給スタッフ数
□10人以上:2(18%)
□5人~9人:3(27%)
□3人~5人:1(9%)
□1人~2人:1(9%)
□0人:4(37%)

●年間予算規模(直近決算での経常収入)
□5,000万円以上~1億円未満:2(18%)
□1,000万円以上~5,000万円未満:2(18%)
□500万円以上~1,000万円未満:1(9%)
□100万円以上~500万円未満:2(18%)
□100万円未満:4(37%)

以上

【寄付者の声No.444】 知多半島出身で、地元を離れている人間としては、ち...
2017.08.22