事業指定プログラム「ミエルカ」2016・助成先(事業指定寄付先)選考結果

事業指定プログラム「ミエルカ」2016
助成先(事業指定寄付先)選考結果

▼「事業指定プログラム「ミエルカ」とは?
事業指定プログラムとは、あいちコミュニティ財団(以下、当財団)と参加するNPOが一緒になって寄付を集める“志金”調達サポートプログラムです。「地域で今、何が起きているか?」「課題は何か?」を広く訴え、その解決策(=参加NPOが行う取り組み)への寄付金を当財団経由で集め、集めた寄付金から運営費を除いた額を助成金として交付します。

今年度は、団体が集めた寄付金額の半額をマッチング助成する「真如苑」コースと、支援者管理システムの導入をサポートする「基盤強化」コースを新たに設置しました。新設したコースでは、参加NPOが集めた寄付金に加え、寄付総額の半額をマッチングして助成します(マッチングできる上限金額は50万円)。

▼選考委員会 ※★:委員長
・石島陽子さん(半田市 企画部 市民協働課)
・酒向清治さん(瀬戸信用金庫 総合企画部 地域貢献グループ長)
・白上昌子さん(NPO法人アスクネット 代表理事)
★水野晶夫さん(名古屋学院大学 経済学部 教授)
・八本俊之さん(真如苑 社会交流部 社会交流課)

▼委員長総評
この事業指定プログラム「ミエルカ」の事業は、単なる助成事業ではなく、採択された団体が、あいちコミュニティ財団から伴走支援を受けながら、フレンドレイザーと呼ばれるボランティアスタッフとともに、寄付集めを行うというシステムになっています。

社会課題を解決するためのミッションや実行力を持っていても、その解決方法や資金繰りなどの課題でつまずいてしまう団体が残念ながら多いのが現状です。この「ミエルカ」は、団体に寄り添って、団体の持つ課題を解決しながら、持続可能な活動ができるよう育成していくシステムを内在していることが大きな特徴であり、また団体にとっては絶好の成長の機会でもあります。

今回採択された4団体は、それぞれ、障がい者の家族の支援や産後サポートなど、どれも、ともすると見過ごされがちな社会課題に着目し、解決するために日々奮闘されているNPOばかりです。他方、それら団体の多くに、事業計画性や実行可能性についての問題も散見されました。このシステムを通じてブラッシュアップされることを望みます。

公益財団法人あいちコミュニティ財団
事業指定プログラム「ミエルカ」2016選考委員会委員長
水野晶夫

募集要項はこちらをご覧ください。

▼最終(ヒアリング)選考
・採択件数:4事業
※事業名につきましては2016年12月の寄付募集開始までに確定します
●事業名(仮称):ろう児保護者支援
・団体名:認定NPO法人名古屋ろう国際センター
・事業拠点:名古屋市西区
・分野:障がい者
・コース:「真如苑」コース
・選考委員の講評:ろう児のコミュニケーション能力の向上には手話と日本語力の向上が重要であり、その習得には保護者による手話の理解と、ろう児とのコミュニケーションが大きく影響します。本事業を通じ、ろう児と保護者にとってよい環境、関係が築けるよう収支予算書をブラッシュアップし、事業計画の実現可能性を高めていただくことに期待します。

●事業名(仮称):「発達障がい児の家族のための子育てサロン・ピアサポーター養成事業」~発達障がい児と家族がずっと安心して生活できる地域を目指して~
・団体名:NPO法人PakaPaka
・事業拠点:知多郡武豊町
・分野:子ども・教育
・コース:「真如苑」コース
・選考委員の講評:発達障がい児の家族に焦点を当てサポートするという、需要がありながらもこの地域の他の団体は行っていない活動ですので、大いに期待される事業です。ただ、当事者として取り組んできた実績に基づくノウハウがあり、実行力が感じられる一方、実施に際してはさらに細やかに詰めていくべき部分もありますので、今回の「ミエルカ」で土台作りをし、地域のニーズに応え貢献していただくことを期待しています。

●事業名(仮称):様々な困難を抱えながら自立を目指す若者を稼げる人にするための3 STEP プロジェクト
・団体名:NPO法人リネーブル・若者セーフティネット
・事業拠点:安城市
・分野:子ども・教育
・コース:「フレンドレイザー」コース
・選考委員のコメント:サポートつき就労には、受け入れ先のご理解やご協力に時間を要するものと考えられます。そのため、事業初年度である今年度は、まず「居場所づくり」「仕事づくり」を丁寧に磨いていくということも一つの考え方ではないかと思います。障がい者向けの就労支援から外れた、いわゆるグレーゾーンの若者たちの支援体制というのは、まだまだ不十分ですので、その穴を埋めていくためにも、貴団体による事業の着実な成長を期待します。

●事業名(仮称):産後サポートではじめの一歩「安心して子育てできるまちづくり」
・団体名:NPO法人ファミリーステーションRin
・事業拠点:日進市
・分野:子ども・教育
・コース:「組織基盤強化」コース
・選考委員のコメント:「核家族の割合が高い」という地域の課題をくみ取ったタイムリーな事業。産後は外との関わりが少なく情報を得にくい時期でもありますので、必要な方にいかに情報を届け、安心して利用できるよう制度を周知するかがポイントになると思います。今までの経験を活かし、地域に根づいた活動となるよう、貴団体のご活躍を期待しています。

最終(ヒアリング)選考の様子はこちらをご覧ください。

▼応募事業・団体の概要(応募件数:4事業)

●地域
□尾張地区:1(25%)
□名古屋地区:1(25%)
□知多地区:1(25%)
□三河地区:1(25%)

●分野
□子ども・教育:3(75%)
□障がい者:1(25%)
□お年寄り:0(0%)
□多文化共生:0(0%)
□まちづくり:0(0%)
□働き方:0(0%)
□文化・スポーツ・科学:0(0%)
□環境:0(0%)
□NPO支援:0(0%)

●申請総額(2,890,000円)
□1事業あたりの平均申請額:722,500円
□申請事業の予算総額:6,810,100円
□1事業あたりの平均予算額:1,702,525円
□助成金利用比率:25%

●申請額
□100万円以上:1(25%)
□50万円以上~100万円未満:3(75%)

●種別
□一般社団法人:0(0%)
□認定NPO法人:1(25%)
□NPO法人:3(75%)
□任意団体:0(0%)

●活動年数
□15年以上:1(25%)
□0年~5年未満:3(75%)

●有給スタッフ数
□10人以上:1(25%)
□1人~9人:2(50%)
□0人:1(25%)

●年間予算規模(直近決算での経常収入)
□1,000万円以上~5,000万円未満:2(50%)
□100万円以上~1,000万円未満:1(25%)
□100万円未満:1(25%)
以上

【寄付者の声No.444】 知多半島出身で、地元を離れている人間としては、ち...
2017.08.22