読売新聞:2016年12月13日付朝刊

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美容師・石黒さんらに県知事賞
女性活躍推進へ ビジネスプランコンテスト

女性の活躍を推進しようと、県の「輝く女性 ソーシャルビジネスプランコンテスト」が初めて行われ、県知事賞に、岡崎市で抗がん剤治療などで髪を失った人たちに向けてかつらの販売や修理も行う美容室を営む石黒智恵さん(54)ら3人が選ばれた。受賞者は、「あいちコミュニティ財団」から事業計画を進める上での助言を受けることができる。

コンテストは、介護や子育てなど身近な社会問題の解決を目指す取り組みで、創業後5年未満のビジネスや今後事業化を目指す起業アイディアを募った。66件の応募があり、7件を対象に提案者が発表する最終審査が県庁で行われた。

石黒さんは、かつらメーカーの勤務経験もある美容師。自身も乳がんを患い、抗がん剤の影響で薄毛に悩んだ時期もある。「治療中から予後までお客に寄り添えるサービスを」と現在の形で仕事を始めた。受賞を受け、「社会で必要とされる仕事だと認めてもらえてうれしい。遠方の方からも問い合わせがあるので、今後は支店を増やしたい」と喜んだ。

知事賞には、出産後の女性に時短勤務の正規雇用先をあっせんするビジネスを発案した吉本真与さん(32)(名古屋市西区)と、相談業務にも力を入れる在宅看護センターの展開を提案した木村いづみさん(51)(同市天白区)も選ばれた。

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2017.10.16